ADHDの頭の中はプロセスが多すぎてメモリが常に不足している状態である

ADHDの頭の中はプロセスが多すぎてメモリが常に不足している状態である

私はADHDだ。頭の中がどういった状態になっているのか、いつも何を考えているのか書いてみようと思う。

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メモリが常に不足

基本的に何をする時でも雑念ばかり。映画を観るとき、本を読むとき、勉強するとき、仕事中など何をしていても少しも集中できずに違うことを色々考えて何一つ頭に入らない。

PCでいえばプロセスが多すぎてメモリが常に不足している状態なので全てのパフォーマンス(前頭連合野)に悪影響が出ている状態。もちろんハードディスク(大脳皮質)にも内容がまともに記録されない。再起動(睡眠)しても治らない。買い換えることなどできないので一生そのままである。

記憶力は容量の小さいポンコツHDD

人間の脳の記憶容量は1ペタバイト(1,024テラバイト)以上あると聞いたことがあるがADHDの私から見ると信じられない。どう高く見積もっても「数ギガくらいでは?」と勘ぐりたくなる。

興味のあることならSSDのように高速に記憶することがある。しかし、基本飽きやすいのでものにならない。興味ないことに関しては数秒前のことだって記憶できないポンコツHDDである。

映画を見ていても登場人物の名前どころか主人公の名前も覚えていない、簡単なストーリーも分からない。集中しようとしてもすぐにくだらない妄想をして内容が全く頭にはいらない。集中してみたとしても「会話」が頭に入らず映像だけ頭の中に流れ込んでくる感覚なので、推理モノよりもアクション映画などを観る傾向が高くなる。

本を読むときも、何度も同じ行をなぞっていることがある。何十回同じ本を読んでもあまり覚えていないので、その都度楽しめるというメリット?がある。

スタンバイ(待つ)できない

「時間が無駄だから待つのが苦手」という言い訳をするが、本当は単純に待つこと自体が苦手である。レジや行列に並ぶとイライラが止まらないし、ご飯を出されても、手を付けずに待つことができない。

おそらく時間は貴重という理由は嘘であり、本当は何もしない状態が苦手なのである。動き続けて放電するのが好きだから、ただ待つという理想的な状態が嫌いなのである。
ADHDは待つのが嫌いであるが | ブログ運営のためのブログ運営"

良く言えば「せっかち」だが、本当は「落ち着いて待つ」ことができない。待機状態が苦手。だから常に動くこと、例えば掃除や散歩などはさほど苦にならない。

CPU(前頭葉)の働きが弱い

ADHDは前頭葉の働きが弱い可能性がある。前頭葉の働きが弱くなると以下の症状がでる。

  • 我慢すべきときに我慢できない
  • 感情のまま動く
  • 言葉足らずになる
  • 問題の先送り
  • 集中すべきときにぼーっとしてしまう
  • 相手の意図が汲めない

まさにADHDの特徴そのまま。ADHDの前頭葉は正常な人よりも小さく血流も悪いと聞く。前頭葉の働きをよくする方法はこちらに書いたので参考にしてほしい。

前頭葉の働きと鍛え方

寝てないスリープモード

寝ている時も雑念ばかりで何か考えているので、熟睡したという感覚がない。もちろん難しいことを考えているのではなく、取るに足らない無駄なことや心配事ばかり考えている。

ハッピーなことを考えようとしても、数秒くらいでくだらない妄想に切り替わり寝てしまう。夢の中でもトンチンカンなことを話している。

朝、起きると体の疲れはとれているが、心の疲れはとれていない。

アプリケーションは常に応答なし

人の話しを聞く時も雑念が振り払えずに話しの内容が頭の中に入らない。重要なことも聞き逃すので電話対応も苦手。

質問してきた人の意図を汲み取ることが苦手なので、トンチンカンな回答をして相手を怒らせることが多い。

相手の話しが頭に入らないので話しのポイントが分からず、頭の中で整理せずに慌てて回答するので相手からみると「こいつ何いってんだ?」的な回答をする。

そればかりか、自分が話している最中でも違うことを考え、突然何を話していたのか分からなくなることがある。そう、はたからみると「何か話し出して、突然止まったロボット」のように見えるのだ。

突発的に脳の機能が改善(WindowsからLinuxになる)されることもある

そんなADHDの私だが、突然集中力が高まり、流暢に話し、独創的なアイデアを閃き、その場で行動に移し成功することがある。最近では実際起業して会社を経営している。

OSでいえばプログラマーにとって効率の悪い(GUI)のWindowsから、軽くて処理速度が早い(CUI)のLinuxに変わったようである。面倒な環境開発もパッケージのインストール・更新・検索・削除もコマンド一発、ソフトを探す必要もない。

そういったこともあるし、ジョブズや坂本竜馬など天才肌のADHDもいるし、ADHDだからといって悲観することはない。

記事作成日: 2017年9月18日 /

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