徹底的にダニ対策を行い、ダニ予防を駆除する方法 | スリムキュー - slimqu

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梅雨になり、ダニが膨大に増える時期になりました。ところで、私は幼い頃からアレルギー性鼻炎で、成人した今でもくしゃみ・鼻水・鼻づまりが酷かったので原因を特定するために病院でアレルゲン血液検査を行ったところ、ダニがアレルギー性鼻炎の原因となっていることがわかりました。今回はダニ対策を徹底的に行なう方法とダニ予防の方法をご紹介します。

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目次

ダニアレルギーを調べる

くしゃみ・鼻水に30年間悩まされた私は、鼻炎を根本的に治したいと思い、先日病院で血清抗体検査をしてもらいました。通年性アレルギー性鼻炎の検査はアレルギー科などでできます。

上の写真はアレルギー科の病院で渡された検査チャートで、私がアレルギー性鼻炎である証拠です。ちなみにマックスはレベル7。主な原因はこちら。

  • ハウスダスト:36
  • ヤケヒョウダニ:35
  • すぎ:20
  • カビ:1
  • ひのき:1

特にハウスダストとダニが酷いですが、ハウスダストの成分も70%はダニです。このことから私の場合アレルギー性鼻炎の最大の敵は「ダニ」であることが分かりました。なぜもっと早く血液検査をしなかったのか。

ともあれアレルギーを改善するには「ダニを増やさない環境づくり」が必要だということがわかりました。

ダニとアレルギー

ダニは成虫では8本の脚があり、蜘蛛やサソリに近い生物で節足動物門に分類されています。その中でも家にいるチリダニ類は体長0.4mm、繁殖のために高温多湿を好みます。

アレルギーに関与する種類としてヤケヒョウダニやコナヒョウダニがあります。ヒョウヒダニは強力な蛋白質分解酵素をもっていて人間や動物の皮膚剥離物を食べて生きています。アレルギーは生きているダニががアレルギーを起こすのではなく、死骸や糞が原因となります。

コナヒョウダニは高層マンションでも生息可能で、ヤケヒョウダニは4階以上での発生が少ないとのこと。これは高い階層の家庭は乾燥しているからとの見解があるようです。そういえば筆者の経験だと平屋・1階に住んでいるときは、特にアレルギーが酷かったような気がします。

  • 平屋:鼻炎・目のかゆみ・目やに・喘息
  • 1階:鼻炎
  • 7階:部屋を綺麗に掃除したら症状無し
  • 3階:春だけ鼻炎
  • 4階:春だけ鼻炎

室内塵性チリダニ類は、人体を噛まないものの、糞や死骸などがアトピー性皮膚炎・気管支喘息・アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎などのアレルギー性疾患の原因となります。

ヒョウダニの生態についてはチリダニの生物学的特徴と住環境 | アレルギー支援ネットワークに詳しく書かれてあります。

ダニが増える環境

ダニは湿気が高く気温が高い場所が好きです。気温25度、湿度60%で急速に増えます。日本では6月頃から繁殖をはじめ、9月ごろまで活動しています。

湿度が関係しているのか、欧州よりも日本のほうがダニアレルゲンによる室内汚染は高いそうです。

チリダニ科のダニはわが国のような温暖湿潤な気候の地域に特に多い.室内塵中のヒトの皮屑、真菌、食品カスなどをエサにして、気温 25°C、相対湿度 75%前後で最もよく繁殖し、相対湿度が50%以下になれば繁殖することはできない。孵化後およそ1カ月で成虫になり、成虫の寿命は2~3カ月で、その間にメスは100個近くを産卵する。ダニのフンや死骸の破片中に含まれる成分がヒトに対してアレルゲンとなる。

国立病院機構相模原病院 ダニアレルゲンの免疫生物学とアレルギー疾患

特にヤケヒョウダニは乾燥に弱いので室内の湿度が低い方がヤケヒョウダニは少なくなります。しかしコナヒョウダニは乾燥に強いです。またダニの密度は室内のホコリやフケ・アカなどの量にも比例しています。

ダニの好物は「フケ・皮膚」などのタンパク質です。ここまでをまとめると「ダニは梅雨から秋の間に、枕・シーツ・ベッド・絨毯で爆発的に増える」ということになります。

ダニが発生しやすい場所

  • 布団・毛布・枕・シーツ
  • 絨毯・カーペット
  • 布製のソファー・椅子

特に寝具はダニにとって最高のすみかとなり、数十万匹以上のダニがいるといわれています。そして睡眠中ダニの糞に含まれるシステインプロテアーゼを吸い込むことでダニアレルギーとなりやすくなるのです。

部屋の掃除だけではダニやアレルギーを防げません。人間は1日の3割以上を布団の中で過ごします。布団や枕などの寝具にいるダニアレルゲンをいかに制御できるかが課題となるのです。

綿や羽毛布団はダニの数が多いとのこと。布団は高密度繊維カバー布団がおすすめ。

布団の素材によるチリダニの数は、綿≧羽毛>ポリエステル>羊毛>高密度繊維カバー布団の順だったそうです。
チリダニとアレルギーの関係

ダニは掃除機・水洗い・洗剤・紫外線では死なない

生きているダニは、繊維にしっかりとしがみついており、掃除機・水洗い・洗剤・紫外線・真空状態・日光では死なないし、取れません。

ダニ対策にならないこと

  • 水洗い
  • 洗剤
  • 紫外線
  • 真空状態
  • 天日干し
  • アルコール
  • ファブリーズ
  • アロマ

ダニを退治する最も確実な方法は、60℃以上の熱で死滅させた後に掃除機で吸い取ること。ダニは『50℃の熱で20~30分、60℃の熱で一瞬で死滅』します。マイナス10度以下の低温でも死滅します。

具体的なダニ対策

部屋の湿度を50%以下、室温を20〜25度に維持

日本は冬は50%〜60%、夏場になると湿度が70%を超えることもあります。ダニは相対湿度が50%以下になれば繁殖できません。つまり部屋の湿度を50%以下、室温を20度以下にすると増えにくいということなので、梅雨に入ったら除湿機かエアコンの除湿か冷房をつけ、部屋の中の湿度を50%以下に保ちます。

布団乾燥機

布団乾燥機で1時間ほど乾燥と熱で死滅させたあとに掃除機をかけるダニ対策。1回では駆逐できないので朝晩2回を週に2回以上行うと効果的。メリットは家庭内でできることですね。デメリットとしては、時間がかかることでしょうか。

コインランドリーの乾燥機

濡れた毛布であれば40分(400円くらい)ほどで乾燥させることができますが、熱を通すだけでよいので乾燥だけでもOKです。羽毛布団などの大きなものも乾燥可能。

時間は30分くらいで温度は中温以上(60度以上)に設定。温度設定できない機種は80度以上あるものが多いです。コインランドリーはガスを使って乾燥させるため高速で熱量が高くなり短時間で終わります。

掃除機で布団と枕のダニを吸い取る

掃除機はダニそのものを吸い取るのではなく、ダニアレルゲンの除去のために行うものです。ダニの死骸はアレルゲンとなるので、乾燥機にかけたあと掃除機でダニを吸い取る必要があります。掃除機は紙パックでもサイクロン式でもよいですが、吸い取ったダニの死骸を目視できるダイソンが一押し。

佐々木聖氏(大阪医科大学)の研究によると、ダニを最も有効に寝室から除去するには、市販の電気掃除機でダニフィルターの付いた紙パック式の、吸い込み仕事率210W以上のものを使って1平方メートル当たり20秒以上かけて吸引することだそうです。このやり方で2週間に1回のペースで布団の掃除をすると、1~2ヶ月後にはチリダニが1平方メートルあたり100匹以下になって、喘息の児童が発作を起こさなくなったそうです。

ダニを最も有効に寝室から除去する | 大阪医科大学

ベッドにいるダニは足側より、フケや皮膚のカスが多い頭側の方が多いので、頭部周辺は重点的に掃除機をかけるようにします。

ドライヤー

対象から数センチで100度くらいになるので、近づけて当てればダニを退治することができる。布団の内部や深いところは届きにくい。布団乾燥機でできなかった箇所をドライヤーで死滅させる。

炎天下の車内

車内密封も50度以上になることがあるので、車内をしめきって2時間ほど置くとよいが、車内に逃げたダニがシートの奥などに潜んでしまうことがある。天気に左右されて不安定。

ダニ駆除スプレー

いわゆる「ダニアーススプレー」をふりかける方法。ただ確実に死ぬかどうか不明なので気休め程度に。

アイロン

最も高温になるので確実性はあるが、布団などの分厚いものや熱に弱いものには使いにくい。シーツやタオルなど薄いものに使うとよい。

スチームアイロン

高温になるのでダニ退治は可能ですが、布団・毛布・枕に吹き付けるとしても大量の水が必要になるので、時間も労力もかかり現実的ではありません。

熱湯

ベランダに布団や毛布を置き、熱湯をかける方法。毛布であれば大きめのタルの中で行う。素材を乾燥させるまでに時間がかかる。また、家庭で大量に熱湯を沸かすのが難しい。

ダニを増やさない方法

半袖・半ズボンで布団に寝ない

ダニの食料となる人間の皮膚を布団や枕につけないようにしたいので、風通しのよい長ズボン・長袖シャツのパジャマを着ましょう。また、布団の中で皮膚を落とさないように、皮膚の保湿等をして、極力触らないようにします。

エアコンの除湿をする

湿気が増える梅雨時期にエアコンで除湿をしましょう。部屋干しをするなら、除湿機を設置。

フケを抑える

フケもダニの食料となるのでダニを増やしたくなければフケそのものを減らすべきです。フケを抑えるシャンプーを使うか、皮膚科でフケの治療を行うとよいでしょう。

ビーズ系の枕をつかう

水洗い可能な枕やビーズ系の枕に変えましょう。

高密度繊維カバー

ベッドのマット、布団、枕に防ダニ加工してあるシーツをかけます。ダニが通り抜けできないほどの高密度繊維カバーを選びましょう。

絨毯・座布団を捨てる

ダニの住処となる繊維を避けるようにしたいところ。絨毯・カーペット・座布団・足ふきマット・古いふとんなどは手入れが難しいので捨てます。現実的ではありませんが、極論をいうと「繊維を一切家に置かない」ことでダニを大きく減らせます。

アイロン可能な衣類にする

アイロンをあてるとダニは即死するので、当て布をするかアイロン可能な衣類をチョイス。

布団を優先的して掃除機をかける

ダニの死骸やフンはアレルギーの原因となるので、布団・枕・部屋・玄関など毎日掃除機と拭き掃除を行います。

記事作成日: 2018年6月20日 / 最終更新日:2018年11月17日

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