ストックビジネスの仕組みが分かる!ストックビジネスの教科書を読んで | スリムキュー - slimqu
何ヶ月旅行に行っていても、寝ていても、筆者の通帳にはお金が入ってくるので、安心して好きな仕事だけをすることができています。
それもこれも「ストックビジネス」のおかげです。今回は筆者が不労所得を倍増させるきっかけとなった参考書「ストックビジネスの教科書」をご紹介します。
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目次
ストックビジネスとは
ストックビジネスとは「継続的にオーナーである自分にお金が入ってくる仕組み」を示します。トレーニングジム経営や不動産をイメージしてもらえば分かるかと思います。
起業で成功するコツは、いかにストックビジネスを構築しているか?といっても過言ではありません。
こちらがストックビジネスの教科書です。まさに楽に経営するための参考書。
本書によるとストックビジネスは
- 継続的にお金が入る
- 売ることができる
と定義されてます。「売ることができない」ビジネスとは、例えばレストランのシェフのように「オーナーに依存してしまう」ビジネスだそうです。つまり、自動販売機のように誰がオーナーでも成り立つビジネスこそ、ストック性が高くなるのです。
ストックタイプ
ではストックビジネスには具体的にどのような種類があるのでしょうか。
- カミソリの替え刃
- 携帯電話の通信料
- 不動産(マンション・駐車場)
- アフィリエイト
- 自動販売機
- 電気・水道・ガス
- 有料メールマガジン
- オフィスリース機材
- エステ
- 英会話
- インクジェット
- フランチャイズ化
- adobe CC系 ソフト課金タイプ
- クレジットカードの会員費
- スポーツセンター
- プロバイダ
- 保険
- 定期購入型の雑誌
- 協会を作る
などなど色々ありますが、共通していることは「1回で終わり」にならないようになっているということです。翌月も料金を払ってサービスを受ける仕組みを作っていること。
ストックビジネスの見分け方
ストックビジネスを見分けるポイント
・初回無料
・機器の価格が安い
・営業マンが提示する特典が大きい
P70
無料ほど高いものはないといいますが、最初に無料でサンプルや商品を提供するのはストックビジネスの入り口でもあります。高額そうなものを無料で貰えるとなると断る人も少ないでしょう。また回収できなかったとしても、お客様の声を書いてもらうなり、成功事例の写真を撮らせえてもらうなり、営業ツールとして利用できますよね。
参考:起業する人にとって「大切なこと」が学べる、成功者の告白を読んで
消えてなくなるものを作れ
ジレットの替刃や、インクジェットプリンターのインク、コピー機のトナーなどがそうです。まさにこの「当たり前のように買い足す」状況を作ることができれば非常に強い P108
消耗品、買い足しが必要なものを商品にすると、継続して購買する必要が出てくるので、結果ストックビジネスになります。既存ビジネスに「消耗品」を付け足すという考え方もあります。
スキル差を売る
顧客と自分の「スキル差」を利用してビジネスの種を考えるのが、もっとも簡単なビジネスの作成法です。 P124
例えば、料理教室やヨガ教室など、自分のスキルと生徒さんのスキルが離れている場合、提供できる技術の情報量が増えるのでビジネスとして成立します。自分が詳しいことは何か?何を教えることができるのか?
もしあなたに全く技術がなくても、専門書を数十冊買い込んで勉強すれば講師になれます。
しかし、これだけではもし自分が高熱で休んだら教室を開けないので、ストック性が低いですよね。この書籍にも書いてありましたが、生徒と講師を同時に集め講師から収益をもらうなど、オーナーがいなくても自動販売機のように収益が入る仕組みを構築するのが、ストックビジネスなのです。
つまり、出来る限り「自分依存させない」ビジネス、長期間旅行に行っても毎月収益が発生する仕組みこそが必要なのです。
リノベーションを活用する
リノベーションとは改良したり既存の物を混ぜたり組み合わせたりすることです。この世のビジネスのほとんどが、リノベーションだったりもします。
機能を列挙し、機能に対応する利点を書き出し、アプローチを変えて新たな価値を産む P134
既存の事業の中から、顧客が得るメリットを見つけ、アプローチを変えて攻めると。埋もれて瀕死の状態であるビジネスがあったとしても、リノベーションすることによって新たなビジネスが生まれるかもしれません。
チューニングが9割
ストックビジネスは経年劣化することと人間の飽きというものの恐ろしさを痛感しました。 P192
フローで大切なのは新規獲得、ストックビジネスで重要なのは顧客に継続してもらうことですよね。どんなに素晴らしいコンテンツでも、時間が経つと飽きる人も出てくるし、情報も古くなり使えなくなる。劣化を防ぎ、継続して使ってもらえるようにチューニングすることは非常に大切とのこと。
これをうまく利用しているのがAKB48総選挙、メンバーの入れ替えなどでしょうか。
ブログ一つとってみてもこれはあてはまります。購読者が増えアクセスが増加してきた時に必要なのが、最新記事を更新すること、デザインが古くなったらリニューアルすること、クレームがきたら修正することなど。
接触回数を増やすだけでも継続率は高くなる
加入者を増やすための施策は楽しいですけど、チューニング・メンテナンスは地味なので敬遠しがち。しかし、顧客に見捨てられないために必要なのは、劣化しないように常に改善を加えることなのです。
本書で語られていますが「コンテンツの質を上昇させる」と顧客満足度が高くなり、やめるきっかけを失わせる武器となります。定期的に顧客に電話したり、メールするだけでもストックから逃げられにくくなるのです。
記事作成日: 2016年1月12日 / 最終更新日:2016年4月24日
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