ユダヤ人大富豪の教えⅢ を読んだら、少しだけ金持ちになるかもしれない | スリムキュー - slimqu

「お金の話しなのに泣いた」というキャッチフレーズで有名な「ユダヤ人大富豪の教え」という本を愛読しているのですが、先日書店でパート3が出ていたので買って読んでみました。

ザックリと要約すると、実家に帰った嫁を無視して外国へ行ったのに嫁のことで悩み、億万長者から８日間のセミナーを受け、人間関係とマーケティングを学んだという内容。その内容の中にビジネスや人間関係で使えそうなチャートがあったので少し引用します。

どの分野でも成功できるチャート

この４種類のタイプの人がどう反応するかで、マーケティングがうまくいくかどうかが決まる。ほとんどのビジネスは４種のどこか一つのタイプに集中するが、このチャートの全種類の人たちにアピールできたら、４倍の売上をつくり出すことができる。（ユダヤ人の大富豪Ⅲ p237）

人間を４パターンに分別し、その行動心理を把握することで人間関係やマーケティングにも活用出来る。

以下の表は４つのポジションで分類されていますが、対角線上である「ポジティブ自立」と「ネガティブ依存」はセットになることが多く「ネガティブ自立」と「ポジティブ依存」もセットになることが多いとのことです。

ネガティブネガティブ 自立ネガティブ 依存

上の表を見ると、私達は商品を売る時に一つのペルソナを対象にしているように思います。しかし、他のパターンもターゲットにすることにより、より多くのユーザーに向けてPRできると。

４パターンのどこが良い悪いというわけではありません。状況や環境によってどこの箇所に移動する場合もあります。

経営者や管理職の人なら、ポジティブ自立かネガティブ自立になるかもしれませんが、気分が落ち込んで失敗したときはネガティブ依存になったりと状況によって変化します。

パートナーになる人もこの対角線上の関係が多いみたいです。前向きな人と感受性が高い人が結婚したり、完璧主義な上司と穏やかな部下の関係など。社長が暑苦しいと社員が暗くなったり。

つまり人間って相手によってバランスを取っているんですね。人間関係を改善するためには、お互いの立ち位置を知って、性質を近づけるといいとのこと。威圧的なら穏やかに接するようにするとか。

自分がどこのポジションにいて、相手はどこのポジションにいるのか理解し、近づいていくこと。

人間関係や商品のPRが上手くいかないときに読んでみると、モヤモヤが晴れると思います。

記事作成日: 2014年12月11日 / 最終更新日：2015年2月3日

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