浅草名物スーパードライホール オブジェ陰謀論 | スリムキュー - slimqu
浅草名物オブジェクト(スーパードライホール屋上の金色の炎)が縦置きにされた姿が話題になっている。
写真を見る限り、当初の予定は縦置きで5つも配置される予定だったという。しかし、これはこれで火には見えない。
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目次
「浅草は我らのテリトリーである」陰謀論
画像には、例の浅草名物オブジェクト(金色の炎)が縦置きにされた姿が写っている。
浅草名物金のウンコですが、下の図のように立たせた上で5本作るのが当初の予定でした。
これなら由来の通り金の炎で、ウンコと呼ばれ…やっぱウンコだこれ pic.twitter.com/OWBYt4tKuV— トンちゃん™ (@ton_kenji) 2016年2月24日
ツイートに書いてあるように糞便(ふんべん)そのものである。気になったので「糞」について調べみると、ある疑惑が浮かび上がってきた。
糞は大抵の場合、禁忌されるべき不浄の存在として扱われる。糞 - Wikipedia
「糞」は通常、不浄の存在とされるが、動物によっては「マーキング」に利用される。マーキングとは「自分のものだ」と主張することだ。
このことから実はアサヒビールは「浅草は我らのテリトリーである」と主張したかったのではないだろうか。
もし、この考察が正しければ一大事である。
オブジェクトの秘密
このオブジェクトは浅草の吾妻橋にあるアサヒビール本社ビルの隣の建物(スーパードライホール)にある。その正体は「炎のオブジェクト」らしく、アサヒビールの燃える心を象徴しているのだ。
浅草は吾妻橋にあるアサヒビール吾妻橋ビル。実体はウンコでも金斗雲でもなく炎のオブジェクトらしい。仏人プロダクトデザイナーのフィリップ・スタルク氏によるデザイン。ビル上に立てようとしたら、重すぎて強度に問題あり、しかたなく横倒しにしたらしい。ウンコビル - chakuwiki
えっ、そうなのか。なんと強度に問題があるので横に倒して配置したらしいのだ。しかしながらフランスの有名デザイナーによるデザインが「糞」だったとは、天才芸術家が考えるアートは難しい。しかし、違う解釈もある。
原案では、隣接するアサヒビールタワーを突き抜ける形で尾部が壁面に残る設計になっていた。しかし、ビールジョッキの形を損ね、また外壁メンテナンスを考慮して、現状のような逆の向きに変更された。スーパードライホール - Wikipedia
wikiによると、左のアサヒビールタワーを突き抜ける形だと書いてある。なんでまた、そんなトリッキーなデザインにしようと思ったのか。公式サイトにこの物体について詳しく書いてある。浅草のアサヒビール本社ビルのとなりにある金色のオブジェは何を表わしているの? | お客様相談室 | アサヒビール
しかし、燃える心を表現したいのなら「赤色」にするか、もっと炎らしい形にすればよかったのではないか。
#アサヒグループ本社#アサヒグループ本社隣#スーパードライホール#スーパードライホール屋上#オブジェ#燃え盛る炎#フラムドール#金の炎
アサヒグループ本社隣のスーパードライホール… https://t.co/uYLJuqReMY pic.twitter.com/TN4zx9HEOE
— InstaKyoto (@InstaKyoto) 2016年1月5日
マーキング陰謀論の視点で見ると、威圧感を感じるようになった。
バブルの象徴
ちなみに、朝日麦酒が社名をアサヒビールに改称したのは1989年だ。バブルを経験したおっさん達ならアサヒビール=アサヒスーパードライを連想するだろう。
ツイッターのコメントに「どうしても時代的にバブルの象徴だと感じてしまう」と書いてあった。当然だ、ギラついた怪しげな光を放つ金色の糞は、バブル期に作られた。
ビールの泡のように消えたポケベルやスキーリゾートのように、言い知れぬ懐かしさを感じてしまうのも無理は無い。
記事作成日: 2016年2月26日 / 最終更新日:2018年11月17日
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