パチンコ依存症の人が実践するパチンコのやめかた10 | スリムキュー - slimqu

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パチンコ依存症の人が実践するパチンコの辞め方10

パチンコにかかわらず、依存症は一生治りません。まずはこの部分を認識する必要があります。無理に治そうとするから、歪みが出るのであって、ダイエットと同じくリバウンドに繋がるのです。今回は、パチンコを禁止する方法ではなく、パチンコをやらない方法です。パチンコ依存症の人は必見です。

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目次

パチンコにハマっていたときの1日

まずは、パチンコ依存症だった時の筆者の行動を見てください。休日にパチンコ屋に行くときの1日の行動を書き出してみました。※昔の話しです。

  1. 8:00 熱いシャワーを浴びて、髪を整える
  2. 9:00 糊がきいたシャツを着て、身だしなみを整える
  3. 9:15 コーヒーを淹れ、リラックスする
  4. 9:30 財布の中身をチェックし靴を磨き出発
  5. 9:45 パチンコ屋に並ぶ
  6. 10:00 台まで走る、打ち始める
  7. 13:00 お昼休憩。ラーメンを食べる。すぐに店に戻る
  8. 22:45 パチンコ屋を出る
  9. 23:00 コンビニで酒とつまみを買う
  10. 23:30 帰って酒を飲んでつまみを食べる
  11. 24:00 YouTubeでパチンコ動画を見ながら就寝

病気ですね。9:45あたりから急にアホになってます。

睡眠時間以外のほとんどが非生産的で無駄な時間です。お金を大量に浪費しているだけです。それが分かっていても翌日にはパチンコ屋に向かっていました。

なぜパチンコ依存症になるのか

依存症には薬物・タバコ・酒・恋愛など様々な種類があるわけですが、パチンコから抜け出せないのも一種の依存症です。

ギャンブル依存症は、依存症の一種で、ギャンブルによって得られる精神的高揚に強く囚われ、自分の意思で止めることができなくなった状態を言い、強迫的にギャンブルを繰り返す精神疾患のことです。 ギャンブル依存症(罹った人の例、なりやすい性格、対処法など)

こちらに書いてあるように依存症とは「自分の意思が及ばない病気」なのです。依存症になりやすいものとして以下のような種類があります。

  • 甘いもの
  • アルコール
  • タバコ
  • ギャンブル
  • 恋愛
  • 買い物
  • ゲーム
  • カフェイン
  • 借金
  • 窃盗
  • ワーカホリック(仕事中毒)

パチンコをすると、快楽物質である「ドーパミン」が発生します。脳は快楽を抑えるために「耐性」を作り、通常の量では満足できなくなります。そして多くの刺激を求めていくようになります。なので「ちょっとだけ」が「どっぷり」、「今日だけ」が「毎日」になるのです。

我慢すると離脱症状が起こります。そして、一度依存症になったら「一生摂取しないように」しなければ依存症が再発してしまいます。つまり、一度依存症になったら一生我慢するしかなくなります。

依存症の人は具体的にどういったことをするのか、どうなっていくのか、筆者のパチンコ依存症と思える行動をリストアップしてみました。

  • 小遣いをもらった日に打つ、大体翌日以降はお金がなくなり毎月苦悩する
  • 友達との遊びよりパチンコを優先
  • 仕事中に我慢できずパチンコ屋に入る(離脱症状)
  • 仕事中もソワソワして作業に集中できなくなる(離脱症状)
  • 退勤後は走りながらパチンコ屋に向かう(離脱症状)
  • 服に気を使わなくなる、連日同じ服を着るようになる
  • パチコン以外にお金を使わなくなる
  • 勝った翌日は打つ
  • 負けた後に負けた額で買える物を妄想する
  • 朝並ぶ、開店したら台まで走る
  • 財布の中身が現金数千円になるまで打つ
  • 神頼みをする、リーチがくると念じる
  • オカルトを信じてゲン担ぎや引き寄せの法則を使うも撃沈
  • 翌月の小遣いまでカウントダウンする
  • 10年以上打っている(依存)
  • 意外と楽しんでない、イライラ、苦しみながら打っている

病気ですね。

客観的に見たら絶対友達になりたくないタイプです。

パチンコにハマりやすい環境

パチンコにハマりやすい環境というものがあります。

あくまでもイメージです。

  • 40代~70代。団塊の世代である ※1
  • 喫煙者
  • スマホゲームをしない人
  • 運動しない人
  • 家の近所にパチンコ屋が数件以上ある
  • 田舎に住んでいる
  • 孤独である、理解者がいないなど

※1 90年代にパチンコを打った人や大勝ちした人などが美味しい思いを忘れられずにそのまま今なお打ち続けている傾向があるように思えます。

また、パチンコ店は遊びながらタバコを吸えるので、喫煙者にとって絶好の場所なのです。

東京都にあるパチンコ店

年々パチンコ店が減少しているようです。以下の記事によると20年で45%も減ったそうです。これはよい傾向ですね。

全日本遊技事業協同組合連合会(通称:全日遊連)の発表によれば、加盟店舗数が2016年11月末現在で遂に10000店舗を割った。 全国のパチンコ店が遂に一万店舗を割る。止まらない店舗減少の流れ (HARBOR BUSINESS Online) - Yahoo!ニュース

しかし、グーグルマップで見ると、駅前や線路沿いの至る所にパチンコ屋が存在します。ゴキブリホイホイみたいで嫌ですが、これだけ多いと、ついフラッと入店してしまいそうです。

なぜ辞めたいのに打ってしまうのか

環境はどうあれ、パチンコ依存症の人は「財布にお金がある=パチンコが打てる」という脳内回路が出来ています。これは、眠たくなったら寝るという三大欲求と同じようなもので、根性ではどうしようもできません。

つまり、意思や経済状況に関係なく「財布にお金が入れば打つ」ことになります。それがやがて「打つために財布にどんなお金でも入れる」ようになり、借金などへと結びつきます。

パチンコの辞め方

筆者は重度のパチンコ依存症なので絶対にパチンコを辞められないと思っていたのですが、ここ1年パチンコ屋には行ってません。禁パチンコの成功要因をピックアップします。

その1:リズム運動をせよ

依存症の原因であるドーパミンはセロトニンによって抑制可能です。よってセロトニンを増やすリズミカルな運動をすれば多少はドーパミンの量をチューニングしてくれるのです。セロトニンを増やす散歩やスクワットがおすすめです。ガムを噛むのもよいです。

その2:太陽の光を浴びよ

これもセロトニンを増やす方法の一つです。前述した散歩と組み合わせると効果ありです。

その3:「パチンコ屋には行って良い」と決めよ

まずは「パチンコ屋には行って良い」と許可すること。

人間、禁止令を作ると破りたくなる生き物。無理に「パチンコ屋へ行ってはならない」とルールを決めたところで、依存症の前には無意味。

「パチンコ屋に行くのを我慢している」という状況より「パチンコ屋に行ってもよいけど、打てない」という状況がストレスが溜まらず一番楽です。諦めて打たないような感じ。

しかし、パチンコ屋に行くことを許可してしまったら、お金を使ってしまうのではないでしょうか。いえいえ、使わない方法があるんです。これからその方法を記載するので依存症の人は試してください。

その4:財布は免許証と現金数千円だけにすべし

財布に数万円入っていれば、そのほとんどを浪費するのが依存症。財布の中には免許証と現金5千円ほどにしておきましょう。

他のカードは銀行から下ろしてしまうので持ち歩かないでください。カードの類は全て家族に渡してください。

財布の中に免許証と現金数千円しかなければ、ほぼ確実にパチンコすることはありません。

パチンコ依存症の人は「全くパチンコが打てない」ことよりも「数千円程度で大当たりを引きそうになった時に追加投資分のお金がない」状況を避ける傾向があります。

中途半端に餌を与えられることが一番つらいと感じるので、必然的に避けるようになります。

その5:小遣いはすぐに身内の人に渡せ

小遣い制のサラリーマンは小遣いをもらった日が一番危険。小遣いがあるから使うので、一旦小遣いをもらったら家族の人に渡して生活費にでもあててもらいましょう。

月に生活できる最低限の現金だけ残しておけば問題ないはず。

その6:アイスを何個か買うべし

一度に食べきれない量のアイスや冷凍食品を買えば、急いで家に帰るしかなくなります。アイスが好きか嫌いかは関係ありません。家に急いで帰らざるを得なくなる環境を作ることが重要なのです。

とりあえず、パチンコに行きたくなったら、騙されたと思ってアイスを何個か買ってみてください。

その7:匂いがきつい食べ物を買え

たこ焼きや熱々の唐揚げなど、周囲に匂いが拡散するようなものや、逆にタバコの匂いがついたら駄目になりそうな食べ物を買うと、パチンコ屋を避けるようになります。

その8:パチンコ屋に行ってない日数を誰かに話せ

「もう、2ヶ月以上もパチンコ屋に行ってない」とか、自分の頑張っている状況を家族や親友に話し、褒めてもらいます。承認欲求が満たされると頑張れます。

その9:成長要素があるゲームにハマれ

最近のスロットやパチンコの演出はゲーム性が高くはなっていますが、本物のゲームほどの遊戯性はありませんし、セーブ機能もありません。パチンコ中毒の人は意外と「ギャンブル性」よりも「液晶の演出」にハマっている可能性があります。

それならばいっそのこと、本物のゲームにハマってしまってはどうでしょう。

ゲームでアイテムを見つけたり、強くなったりするイベントは、ギャンブルに似た要素があります。特に、ドラクエやFFなどのRPGは成長要素が高いので、長期間楽しめます。ギャンブルの代替になります。

その10:AmazonやIKEAで買い物をする

これも結構効果ありです。パチンコにハマっていた時に、IKEAやAmazonで家具や事務所の備品を買い揃えた時期があったのですが、楽しくて2ヶ月間ほど「パチンコに行くのを忘れていた」のです。

買い物をする時には脳内で快楽ホルモンの一つである「ドーパミン」が発生します。ショッピングの時に発生するドーパミンは結構強烈でパチンコ依存に匹敵するくらいの快感があります。買い物依存になる可能性もあるのですが、パチンコ依存よりはましかと。

記事作成日: 2017年3月26日 / 最終更新日:2018年11月17日

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