口臭の原因と対処法 | スリムキュー - slimqu
自分の口臭が酷いような気がすると悩んでいる人は多いです。今回は、そんな人のために口臭の原因と対処法についてご紹介致します。何故口臭が起こるのかというメカニズムを理解した上で対策を講じることで、より口臭を抑えることが可能となります。
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目次
口臭の原因1:口内の細菌
口臭の原因となっているもののほとんどが、口内細菌が原因ということが現時点で判明しています。口内にいる細菌の中でも嫌気性細菌が血液や食べかす、血液などに含有するタンパク質を養分に増殖し、それを分解することで、口臭のもととなる硫化水素やメチルメルカプタンなどの揮発性硫黄化合物を発生させます。
唾液が少ない・ストレスが多い職場にいる・舌が白くて今まで舌磨きをしたことがない、という人は口内細菌が原因の口臭である可能性が高いです。人間は唾液によって口内細菌が過度に増殖してしまうことを防いでいるのですが、睡眠中や空腹時には唾液の分泌量が低下するため細菌が増えてしまい、口臭が起こってしまうのです。
原因1に対する対処法
唾液を分泌させる
唾液を分泌させるようにすることで、細菌の繁殖を食い止めることができます。唾液を出す方法として有効なのが、「リラックスすること」です。緊張状態にあると、喉が渇いたり口内がカラカラになってしまう人も多いと思います。
そのため、リラックスすることを心がけてみて下さい。そうすることで、少しは唾液が出やすくなります。他にも、歯みがきなどで口内に刺激を与えるのも◎。ガムを噛んだりするのも有効な手段です。また、食事をおこなう際に噛む回数を増やすのも良いでしょう。大体30回を目処にして噛むようにすると唾液が増えます。
舌磨きをおこなう
歯磨きを入念にやっている人でも「舌磨きはやったことがない」という人もいらっしゃるのではないでしょうか。ドラッグストアなどに売られている舌ブラシを使用して舌表面に生えた苔(舌苔(ぜったい)と言います)を除去することで、細菌の養分となるタンパク質などのカスを減らすことができます。
洗口剤を利用する
洗口剤でうがいをすることにより、口臭を防いだり歯みがきで取り去ることができなかった歯垢などを取り除くことができます。
口臭の原因2:虫歯・歯周病
歯がザラザラしていたり銀歯が外れてしまっている人は虫歯が進行している可能性が高いです。歯茎の腫れがある人も注意して下さい。歯周病は歯周ポケットで増えていき、食べカスなどをエサにして口臭を発生させます。
原因2に対する対処法
虫歯や歯周病による口臭の場合は歯医者での治療が唯一の対処法となります。もしも家族や周囲の人から口臭を指摘されることがあったら、歯医者で一度歯周病検査をおこなってみると良いでしょう。きちんと治療すれば、虫歯・歯周病原因の口臭はおさまります。
その他の原因と対処法:虫歯・歯周病以外の病気
肝臓や腎臓に病気を持っていると、それによって口臭が酷くなることがあるようです。もしも口臭以外にも何らかの自覚症状があるのであれば、病院を受診して検査をしてもらいましょう。副鼻腔炎を患っている可能性もありますし、早め早めの検査が大切です。
口臭まで出て来ているということは、体全体に毒素が循環してきているものと思い、速やかに病院へ直行しましょう。
まとめ
このように口臭には様々な原因が考えられます。自分の口臭がどの種類なのかをしっかりと把握し、症状の改善に取り組むようにしましょう。
また、人によっては原因が複数ある人もいますので、その場合はどちらも平行して対処することをオススメ致します。「虫歯や歯周病の検査なんてやったことがない」という人も、口臭が気になるのであれば一度は歯医者へ足を運んで診断してもらうと良いですね。
歯医者によっては口臭を防ぐグッズや口臭の度合いを測る機器などを揃えているところもありますし、歯みがきのやり方から丁寧に教えてくれるところもあります。
記事作成日: 2017年4月21日 / 最終更新日:2018年11月17日
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