ゲームボーイのライン抜けを修理する方法

ゲームボーイのライン抜けを修理する方法

初代ゲームボーイを中古で入手すると高確率で、液晶画面にライン抜けが発生しています。今回は自力でライン抜けをなおす方法を書いておきます。

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ライン抜けの原因

なぜライン抜けが発生するのでしょうか。

ライン抜けはガラス基板の導電パターンと金属ケーブル(フラットケーブル)の接続が剥がれが主な原因なので修理する事が出来る場合があります。ゲームボーイのLCDの場合、「異方性導電接着剤」と云う特殊な接着剤で接続されています。ゲームボーイには熱可塑性樹脂が使用されています。熱可塑性樹脂とは、PPやPE、アクリル等ごく一般的にプラスチックと云われる樹脂で、熱を加えると柔らかくなります。
ゲームボーイの液晶修理(

熱可塑性樹脂は加熱すると柔らかくなり、冷却すると固化するチーズのようなものらしいですね。

熱可塑性樹脂ケーブルが接触不良を起こしライン抜けが発生しているので、ケーブルを再び熱でプレスして接着してあげるとよいとのことです。

ライン抜けを直す方法と手順

では実際に修復してみましょう。必要な工具は

  • ハンダゴテ
  • ACアダプター
  • ドライバー

です。ACアダプターはライン抜けの状態を確認する時に使います。乾電池でも代替できますが、完全に分解して直すならACアダプターがあると便利です。ゲームボーイ専用のACアダプターについてはこちらをご覧ください。

右側と左にライン抜けがあります。今回はこのライン抜けを直していきます。

まずは後にとめてあるネジを六ケ所外します。初代ゲームボーイ本体は、DTY-02という特殊ドライバーか、通常のプラスドライバーで開くタイプがあります。

蓋を外すと中にとめてあるハーネスを下方向へ引っ張ります。ゆっくりと力を入れながら抜いてみましょう。

2つに分解できましたが、13箇所ほどネジを外す必要があります。大きめのネジと小さめのネジがあります。

さて、ライン抜け修復工事に取り掛かりたいと思います。まずは、ACアダプターとソフトを挿してコントラストを暗くします。そして、ライン抜けの場所の直下のゴムの所を、ハンダゴテでプレスしていきます。

ハンダゴテで直接プレスすると故障の原因となるかもしれないと思い、はんだ吸取り線にアルミホイルを巻いたものを使ってみます。

ライン抜けしている場所の直下のケーブルを温めてください。

上手く熱が伝わらないのか、ライン抜けが直りません。恐らく、熱伝導が低い模様。

次に、はんだ吸取り線だけで試してみると、ライン抜けが増えて少々焦りましたが、5秒ほどプレスすると綺麗に消えました。数秒程度の短時間プレスは駄目みたいですね。

ライン抜け修復のコツ

じっくり強めにゴムを滑らすようにハンダゴテでプレスすると上手く消えます。

  • ハンダゴテは寝かせてプレスする
  • たまに5秒ほど押し当てる

急に線が消えたり出たりするので戸惑いましたが、なんとか全てのライン抜けを修復することができました。

海外では熱可塑性樹脂ケーブルに直接ハンダゴテをあてて直している人もいました。

こちらの方は、ハンダ吸い取り線とピンセットを使っています。

直接ハンダゴテをあてる方が熱が伝わりやすいので、早く修理できると思いますが、他のプラスチック部分にあててしまわないように気をつけてください。

記事作成日: 2017年7月22日 / 最終更新日:2017年7月27日

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