黄ばんだファミコンを白くクリーニングする方法

黄ばんだファミコンを白くクリーニングする方法

オークションやハードオフで購入したファミコンは、どうしても黄ばみがあります。また冷暗所に保存されていた未開封のファミコンですら黄ばみが発生するといいます。今回はファミコンやキーボード・マウスなどのプラスチック製品の黄ばみを落とす方法を書きます。

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※2017/07/18 ファミコンやスーファミカセットなど色々なもので試しました。

黄ばみの原因

ファミコンの本体はABS樹脂を使っているので、冷暗所で保存したとしても経年劣化による黄ばみが発生します。しかし黄ばみが発生するABS樹脂とは一体何者なんでしょう。

ABS樹脂とはテレビ・文具・楽器・ノートPCなどにも使われている強度のバランスに優れているプラスチック。酸・アルカリには耐えるそうですが長時間の日光に照らされると劣化したり、経年劣化により黄ばみが発生するそうです。参考:ABSエービーエス樹脂|KDAのプラスチック加工技術

こちらにも詳しいことが書かれていました。

ABS樹脂には臭素系の難燃剤(主にテトラブロモビスフェノールA:TBBP-A)が一緒に練り込まれているのですが、この難燃剤が日光、とりわけ紫外線に晒されて分解し、黄変となって現れるというのがもうひとつの、そして主要な黄ばみメカニズムのようです。
2010/09/05:プラスチックの黄ばみを取る

黄ばみを取る方法

レトロブライト

レトロブライトとは黄ばんだABS樹脂製品を白色に戻す化合物とのことで、過酸化水素水とTEAD触媒とUVだそうです。過酸化水素水は12%くらいの濃度が最もよいと書いてありました。参考:Retr0bright - Wikipedia

黄ばみを取るには過酸化水素水や紫外線・漂白活性化剤等が必要になるので、漂白剤やオキシドールに黄ばんだABS樹脂を漬け紫外線にあてると白くなります。紫外線は日光もしくはブラックライトでもOKです。

方法としては

  • オキシドールに漬け日光にあてる
  • 漂白剤に漬け日光にあてる
  • 重曹を含んだ水とメラミンスポンジ等で磨き上げる

となります。漂白剤を使う場合はワイドハイターEXか手間なしブライトのどちらもOK。漬け込むことが難しいピアノの鍵盤などはオキシドールを使うとよいでしょう。漂白剤に漬け込む期間は1週間から1ヶ月ほどで状況に応じて調整します。梅雨時ならブラックライト蛍光灯を使いましょう。

必要なもの

ワイドハイターEXは業務用を買っておいた方がよいです。

梅雨時はブラックライト。

分解できない箇所を漂白するならオキシドール。

実践

twitterで画像を上げている人がいましたが、とんでもなく真っ白になってますね。

ニューファミコンを漂白した人。

ニューファミコンやスーパーファミコンを分解するには「DTC-27」という特殊なドライバーが必要です。

マウスで試した人。半端ないです。

そしてこちらがワイドハイターEXに漬け込み日光に照らし真っ白に漂白したという動画。

こちらもワイドハイターEXを使った方。

ミニファミコンばりの“驚きの白さ”に? 黄ばんだファミコンを分解&クリーニングしてみた - 価格.comマガジン

分解の手順としては以下。

  1. イジェクトカバーを外す
  2. 下部の赤いカバーを外す
  3. 電源基板のネジを外す
  4. コントローラーコネクタを外す
  5. 電源基板の取り外し
  6. 電源スイッチ取り外し
  7. 電源・リセットボタン取り外し
  8. イジェクト取り外し
  9. イジェクトレバー取り外し
  10. コントローラー分解

と結構な量を分解する必要がありますが、分解中に写真を撮っていれば問題なく組み立てることができます。ABS樹脂部分はメラミンスポンジで磨き、端子部分はエアダスターや無水エタノール等で清掃。分解した後は、水で薄めたハイターに漬けるだけ。

この方はハイターと水を1:2で割っていました。電源スイッチには赤色に着色したシールが張ってあり脱色しやすいので漬けるのは避けましょう。金属部分は漂白剤に漬け込むと錆びてしまいますのでシールとコントローラーのアルミパネルは傷まないように漬ける前に外してしまったほうがよさそうですね。

ファミコンに関連する記事はこちら

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記事作成日: 2017年6月20日 / 最終更新日:2017年7月18日

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