アトピー性皮膚炎にはまず保湿!上手な乾燥対策とおすすめ保湿ベスト3

アトピー性皮膚炎にはまず保湿!上手な乾燥対策とおすすめ保湿ベスト3

乾燥には保湿

アトピー性皮膚炎の原因は様々ですが、症状を悪化させる要因のひとつとして「乾燥」が挙げられます。

乾燥すると強いかゆみが発生し、肌を掻きむしることでバリア機能が低下してしまいます。そうすると、紫外線やダニ、埃などの小さな刺激にも負けて、肌状態はどんどん悪化してしまうのです。

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この痒み・外部からの刺激を最小限に抑えるためにも、保湿はアトピーにとって、なくてはならないもの。では、より効果的に保湿していくにはどうしたら良いのか、上手な乾燥対策について経験をもとにお話していきます。

【保湿クリームの選び方】

アトピー性皮膚炎の乾燥対策にはまず保湿!

肌の保湿として真っ先に考えられるのが、保湿クリームの使用ではないでしょうか。尿素やヒアルロン酸、バリア機能を回復させるセラミド配合商品など、アトピー肌に限らず、乾燥肌の方にも嬉しいクリームはたくさん販売されています。でも、たくさんありすぎて、どれを選べばいいのか悩んでしまいますよね。

ここで注意してほしいのは、アトピー肌には「高いものほど良いというわけではない」ということです。むしろ、高い商品こそ色々な成分が入りすぎていて、刺激を感じてしまう可能性があります。大切なのは肌を潤すことなので、潤すための必要最低限の成分が入っているもので十分なのです。

また、高い商品だと量や回数を控えたくなるものです。安いものだと安心して毎日何度でもたっぷり使用できますよね。

うちにも、アトピー改善に成功した娘と、現在アトピーと闘っている息子がいます。そこで私が今まで使用してきた中で、良かったもの・お勧めしたい保湿ベスト3をご紹介いたします。

《ベスト1》ヒルドイドクリーム

アトピー乾燥ヒルドイドクリーム

ヒルドイドクリーム」は、病院で処方されるクリームです。3割負担で200円程度のクリームですが、その保湿効果は抜群です。

・皮膚に水分補給
・傷を修復
・血行促進
・痛みや炎症を抑える

などの効果が期待されます。水分をしっかり蓄える働きのあるヘパリン類似物質配合のため美容マニアの間でも人気が高く、アンチエイジングクリームとも言われています。

同じ成分でローションタイプもありますが、伸びが良く全体に塗りやすいメリットはあってもクリームの保湿の高さには敵いません。クリームはローションに比べると伸びは良くありませんが、丁寧に塗り込むことでしっとり感が長時間続きます。

《ベスト2》ワセリン

アトピー乾燥ワセリン

ワセリン」も皮膚科で処方してもらえますが、薬局でも安価で売っています。1000円弱で手に入れることができるでしょう。

ワセリンは油なので、肌に乗せることで水分を閉じ込め、蒸発を防ぎます。また、外から受ける刺激から肌を守る役目も同時に行ってくれます。余計な成分が全く入っていないため、もちろん副作用も起こりません。1日何度でも使用できるので安心ですね。

しかしワセリンは、これひとつで肌を回復させるというものではなく、他の薬の効果をより高める補助的な存在と考えた方がいいでしょう。また、ベタつく・日焼けしやすくなる、などのデメリットもあるので、外出の際、服に隠れない部分については使用を控えた方がいいかもしれません。

《ベスト3》クリーム肌水(資生堂)

アトピー乾燥肌水

クリーム肌水」は薬局で600円弱で購入できます。クリームと名前がついていますが、クリーム配合のしっとりしたローションタイプです。

私は保湿クリームを塗る前の肌に、これを全身に浸透させるようにしています。

お風呂上がりの濡れた肌でも、水だけではすぐに蒸発してしまうので、保湿クリームの前に必ず化粧水を使用するようにと皮膚科で教わりました。以来、低刺激だと思われる化粧水を様々試みてみましたが、物によっては痛みを感じたり、保湿効果が足りなかったりなど、なかなか子どもの肌に合う化粧水を見つけることができずにいました。

しかし、この「クリーム肌水」を試してみたところ、肌の潤いに変化が表れました。これはまず刺激が全くなく、荒れた肌に使用しても痛みを感じないようです。痛みがないので子どもたちも嫌がることがありません。そして保湿効果も高いのです。

「クリーム肌水」は、顔から足まで全身使用できるのでとても便利です。


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【保湿クリームの塗り方】

皮膚が乾燥しないために保湿クリームやワセリンを使用するのですが、これらは潤いを閉じ込める役割をするものなので、潤いのなくなったカサカサ肌に直接塗ってもそれほど効果は得られません。もちろん、ヒルドイドクリームであればそれ1本で潤す力はありますが、乾燥した肌に塗りこむことで肌への刺激も気になるところです。

そこで、先ほど述べた肌水の出番です。
まず、肌全体を肌水で潤します。これはケチらずに、たっぷり使用しましょう。そして、肌にしっかり浸透したことを確認してから、そこにフタをするように、ワセリンやヒルドイドクリームを使用します。

クリームも、赤みのあるところに強くゴシゴシ塗り込むのではなく、軽く手の平で温め、伸びを良くしてから優しくなでるように塗りこんでいきましょう。この保湿は、1日何度でも、気になった時に行うことが大切です。

【保湿についての賛否両論】

どっちがいい

アトピー肌の乾燥対策として、保湿クリームを使用することに対しては賛否両論ですね。

・クリームを使用しない方がいい。
・クリームで保湿しなければならない。

両極端の意見が飛び交っています。もちろん、保湿クリームを使用しすぎることで、肌が本来持っているはずの皮脂を出す働きを弱めることも考えられるでしょう。しかし、乾燥したまま放置することで、アトピーが悪化することもまた事実です。保湿しないことで肌の潤いが増す場合も考えられますが、これもまた人それぞれです。

例えば、風邪薬で考えてみましょう。

ちょっとの風邪は薬を使用しない方が自然治癒力が高まります。しかし、自然治癒を目指して高熱にも関わらず薬を使用することなく放っておけば、弱った体に別の菌が入り込み、重症になる可能性も出てきます。要するに、薬の使用の見極めが大切なのです。

この見極めはアトピー性皮膚炎を患っている肌への保湿クリーム使用にも同じことが言えるのではないでしょうか。その人その人の毎日変わる肌状態に合わせた対応が大切なのです。

アトピー性皮膚炎の治療は難しいですよね。アトピー性皮膚炎は調子の良い時と悪い時が繰り返されるので、なかなかゴールが見えません。けれど、悪い状態がずっと続くわけでもありません。悪い時もあれば、良い時も必ずあるのです。肌の調子が悪い時を嘆いてばかりいてはそれがまたストレスとなり、アトピーを悪化させてしまう場合もあります。アトピー性皮膚炎に嘆くのではなく、肌状態の良い時を喜べるように前を向いて行けるといいですね。

記事作成日: 2015年5月25日 / 最終更新日:2016年4月24日

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